不動産担保ローンの借り換えを検討しています。金利について教えてください

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不動産担保ローン金利は、大きく分けて固定金利と変動金利のローンがあります。長期のローン金利は、長期国債などの債券の価格によって金利変動します。現在は、日銀の異次元の金融緩和により国債を大量に日銀が購入することがわかっています。したがって、長期国債の価格は、国債が買われる度に高くなることが想定されます(なお、このうように動かないこともあります)。

このように将来、債券の価格が高くなることが予想できる場合は、今後、金利の低下が期待されることになります。このような場合は、不動産担保ローンの借り換えは、変動金利が有利となります。逆に、将来、国債など債券の価格が安くなる場合は、長期金利が高くなると予想されます。このような場合には、固定金利の担保ローンでの借金が有利になります。

不動産担保ローンの借り換えでは、ローンの計算は複雑なため、銀行に試算してもらい、いくら返済額が減るか、変更手数料などの諸経費を考慮して試算する事が大切になります。上手く、金利予想する事ができれば、ローンの返済額を減らす事が可能です。そのためには、債券の金利動向を日本のみでなく、米国など海外の金融政策による金利動向の予想や為替などの金融ノウハウが必要になってきますので、勉強されることをお薦めします。また、金融のプロに金利予想をアドバイスしてもらって将来の金利を予想することも良いと思われます。

様々な種類のローンがある中で、やはり低金利で高額融資が受けられるのは、不動産担保ローンです。不動産を担保にする訳ですから、無担保ローンよりメリットが大きいです。特に利用している人は、融資が受けにくいとされる個人事業主(自営業)などが多いようです。不動産担保ローンの比較サイトなどを見れば、金利比較とともにどのようなメリット、活用法があるか分かります。ただしローンですのでデメリットやリスクなどもしっかりと考えた上で判断して下さい。

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