賃貸物件を借りる際、入居申込書に勤務先や収入などを記載する必要が出てきます。この時、いわゆる水商売と呼ばれる職種に就いている方は、少し困ったことがあるのではないでしょうか。
「水商売」と呼ばれる職種は非常に幅広く、明確な職業名がついていない場合も多くあります。接客から調理まで行うスタッフの場合など、入居申込書の「職業」欄になんて書いたら良いのか迷いますよね。また、勤務先についても、時には働いている店名を記載したくない場合もあると思います。そのような時も、店名を書かなければならないのでしょうか。
さらに、「入居審査をなかなか通過できない」ということも、水商売の方が共通に抱く悩みですよね。今回は、そのような水商売ならではの賃貸にまつわる疑問やお悩みにお答えしていきたいと思います。
入居申込書には、多くの場合、勤務先を記載する部分があります。実際に働いているお店の名称をこの「勤務先」欄に書きたくない場合、どうすれば良いのでしょうか。
不動産会社にもよりますが、勤務先欄には、お店の運営元の名前を記載しても問題ない場合が多いです。クラブやバーなどの飲食店は、個人経営の小さなお店でない限り、会社が運営していることが多いでしょう。「○○株式会社」といった運営元の会社名であれば、抵抗なく記載しやすいと思います。
いくつかの業務内容をまたいでいる場合、職業欄にはなんと記載すれば良いのでしょうか。
業務内容にもよりますが、例えば調理も接客も行う場合、「飲食業」で基本的には問題ありません。また、いわゆる「キャバ嬢」と言われるお仕事であれば、「接客業」に該当します。もしスタッフのマネジメントなども行っている場合、役職は「管理職」となります。
水商売の方の中には、収入が月によって大きく違ってくる方も多いですよね。このような場合、勤務先で「所得証明」を発行してもらうことがおすすめです。不動産会社に「月によって収入に差がある」と伝え、入居申込書と一緒に所得証明を提出すれば、問題ない場合が多いです。
水商売の方は、収入にばらつきがあることや深夜帯中心のライフスタイルであることなどから、入居審査に通りにくいことがあります。そのような時は、どうしたら良いのでしょうか。
実は、不動産会社の中には、水商売など入居審査を通過しにくい方のサポートをしてくれるところもあるのです。都内を中心に展開している「エース不動産」という不動産会社もその1つです。エース不動産は、収入にばらつきがあったり、保証人がいない場合でも借りやすい賃貸物件を豊富に取り扱っています。物件の紹介だけでなく、書類の準備や入居審査の時の対応方法などのサポートもしてくれますよ。
エース不動産と言う不動産会社のサイト内のブログ(https://www.a-s-re.com/blog/nightlife/01)では、水商売の方が賃貸物件の入居審査を通過する方法などが詳しく解説されています。なかなか賃貸物件を借りられない、という方は、ぜひご覧になってみてください。
« 共有持分をスムーズに手放すにはどうすれば良いですか?専門家へ相談したいです。自宅でテレワークしやすい部屋に引越したいです。どういう部屋を選べば良いでしょうか。 »