住宅建築Q&A

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Sustainable living

近年、注目を集めているZEH(ゼッチ)。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称であり、「住まいの断熱性・省エネ性能アップ、太陽光発電などによるエネルギー創出によって年間の1次エネルギー(住宅の冷暖房・照明など)消費量の収支をプラスマイナスゼロ以下にする住宅」のことをさします。要するに、エネルギーを自給自足できる住宅ということです。

地球温暖化の問題や東日本大震災以降の原発停止による供給ダウン、火力発電増加による燃料費・CO2排出量アップなどのエネルギー事情から、政府をあげて住宅の省エネ化を推進しています。具体的なゴールは2030年。住宅の平均的な1次エネルギー消費量をここまでにゼロにすることをめざしています。また2015年11月に開催された「未来投資に向けた官民対話」では、安倍首相が2020年までに新築住宅の過半数をZEH化することを宣言しています。

従来、住宅における省エネというのはエアコンや照明、給湯器などの高性能な設備機器に頼るのがふつうでした。しかしそれだけでは十分ではありません。家の気密性・断熱性を見直し、間取りを工夫することで住宅全体の省エネ効果が得られ、同時に設備機器の使用頻度も減らせるのです。確かに今は「買う電気」よりも「売る電気」の方が高く設定されており、太陽光発電などを行えばZEHではなくても光熱費をゼロ以下にすることが可能です。しかし現在「買う電気」はどんどん価格が上がり、「売る電気」は少しずつ価格が下がってきています。「買う電気」が高くなれば、今の状態を続けていてもいずれ光熱費ゼロを達成することが難しくなってきます。今のうちから住まいの消費電力そのものを抑えるZEHにする のは、有効的かつ価値のある決断だといえるでしょう。

家計にも環境にもやさしいZEH。これから新築一戸建てを建てるのであれば、ZEHに切り替えるのがおすすめです。さまざまなハウスメーカーがZEHを推進しています。例えば大阪市内でZEHを建てたいなら、大阪の和光グループに依頼するといいでしょう。完全自由設計ながらも低コストでZEHを建てることができます。国が積極的に取り組んでいる住宅のゼロエネルギー化は、もう他人事ではありません。よりよいエコ住宅を手に入れるためにも、ぜひ検討してみてください。

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